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ただ走っても痩せない、その理由とは?【2020年最新】

こんにちは!



パーソナルトレーナーの野原です。

痩せたい時にとりあえず走ろうと思っている方、多いのではないでしょうか?

結論から言ってしまうと、半分正解で半分間違いです

この内容をご覧いただくと、ダイエット効果のあるランニング法が分かります。

ダイエットを実施している方、ぜひ、最後までご覧ください。



★カラダを動かすエネルギーについて

車がガソリンで動くように、実は人間も炭水化物(糖質)たんぱく質脂質をエネルギーに変えてカラダを動かしています。

これらのエネルギーは、全てが同じように使わることはなく運動強度によって使われる物質が異なります。

例えば、歩行など軽い運動や遅いランニングでは、主に脂質をエネルギーに変えてカラダを動かします。

反対にダッシュや重いものを持ち上げる時は、主に炭水化物をエネルギーに変えてカラダを動かします。



分かれている理由は、次の項目で纏めていきます。




★エネルギーが分かれている理由

まず、脂質から作られるエネルギーは、作られるまでの工程が多くエネルギーを作るまでに時間がかかってしまいます

そのため、ダッシュなどの瞬発的な動きでは、エネルギー供給が間に合わないため使うことが出来ません。

しかし、カラダから脂肪がなくならない限りエネルギーを供給し続けられるため、長時間カラダを動かすことが可能となっております

一方で、炭水化物から作られるエネルギーは前述の反対となります。

供給までのスピードは早いため瞬発的な動きには向いています。

しかし、量が少ないためすぐに枯渇してしまいます。

実際に短距離走のスピードも維持できる時間には限界があります。

これは、この理由が1つ関係しています。



★半分正解と半分不正解の理由

前述の通り、運動強度でエネルギーの供給源が変わります。



ただ、闇雲に走ってしまうと運動強度が上がってしまい脂肪ではなく糖を使ってカラダを動かしている可能性があります



このことから、半分正解で半分不正解という答えになります



脂肪を燃やすためにランニングをしているのにも関わらず糖を使っていては勿体ないです。



脂肪をメインに使って走るためには、心拍数を元にペース設定を行う必要があります。






★心拍数の計算について



計算式は下記の通りになります。

(220-年齢)-安静時心拍数(起きた直後の心拍数)×運動強度(%)+安静時心拍数


例、年齢30歳、安静時心拍数が50として


22030=190
19050=140
140×0.30.5=4270
4270+50=92120



この場合、ランニング時の心拍数が92~120の間になるようペースを設定すると脂肪が効率良く使われます。

心拍数は、思っている以上に上がっていることが多いので計測を忘れないようにしましょう



一回一回計測する事が難しい方は、心拍計付きのランニングウォッチを使うと随時心拍数が表示されますのでオススメです




★安静時心拍数が分からない時の計算式

220-年齢×運動強度(%)

簡易的な方法のため、数字のズレが大きいです。

正確な数値を知りたい方は、上の計算式を使いましょう。




●まとめ

・栄養素をエネルギーに変えてカラダを動かしています。



・運動強度によって使われるエネルギーが変わります。 ・脂肪を効率良く使うためにも、心拍数からペースを設定しランニングを行いましょう。




今回の内容はここまでになります。



ご覧いただきありがとうございました。


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