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ダイエット中に油を摂りたい方は、これを見てから摂りましょう②~飽和脂肪酸とは?~【2020年最新】

更新日:2020年8月21日

こんにちは!

パーソナルトレーナーの野原です。



早速ですが、皆さん飽和脂肪酸をご存知でしょうか?



飽和脂肪酸とは、牛肉、豚肉、バター、ラード、牛脂など、常温で固形状態の食品が当てはまります。



この飽和脂肪酸ですが、ダイエット中に限らず積極的に摂る必要はありません



前回の内容で、「種類によってはダイエット中も油を摂ってもらって問題ありません」とお伝えしましたが、飽和脂肪酸は当てはまりません。


https://www.mizukipersonal.com/post/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%99%82%E3%80%81%E6%B2%B9%E3%81%AF%E6%91%82%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84%EF%BC%9F%E3%80%902020%E5%B9%B4%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%EF%BC%91%E3%80%91


(前回の内容をご覧になってない方は、こちらからご覧ください)




さて、今回は飽和脂肪酸を積極的に摂る必要がない理由についてまとめていきます。




油は、前回の内容でお伝えした通りカロリーを多く含んでいますので、摂り方によってダイエット効果に差が出てきます。




現在ダイエットをしている方、これからダイエットを始めようと考えている方、こちら(油シリーズ)を見ていただくことでダイエットの結果が変わってきます!



ぜひ、最後までご覧ください!







★飽和脂肪酸とは


前述の通り、牛肉、豚肉、バター、ラード、牛脂などが当てはまります。


これらの食品は、人間の体温では溶けにくいと言われています。



そのため、体内に入ると血液の粘度が高くなりドロっとします。



したがって、飽和脂肪酸を摂りすぎると血液中の中性脂肪悪玉コレステロールが増えて血液の流れが悪くなり、血液を通して運ばれる酸素栄養素も充分に行き渡らなくなります。



この事から、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞などの病気のリスクが高くなるため、積極的に摂る必要はないといえます。


ただし、例外としてココナッツオイルやMCTオイルは、飽和脂肪酸の中でもエネルギーとして燃焼されやすい性質を持ち健康に良いとされていますので、適度に食べてもらっても問題ありません。


※もちろん、食べ過ぎはよくありませんよ。

★飽和脂肪酸の摂取量について



飽和脂肪酸の摂取量ですが、18歳以上の男女は1日の総カロリーの7%以下に抑えたほうがいいとされています。

仮に、下記の総カロリーから1日の飽和脂肪酸量をg単位で表すとこのようになります。


1500kcal×0.07÷9=11.6g→あまり動かない女性の1日摂取量(目安)

2000kcal×0.07÷9=15.5g→女性の1日摂取量(目安)

2500kcal×0.07÷9=19.4g→男性の1日摂取量(目安)


そして、食品100gに含まれる飽和脂肪酸はこのようになります。

・無塩バター  55.2g

・有塩バター  52.4g

・牛脂     41.1g

・ラード  39.2g

・牛サーロイン 16.2g

・豚バラ  12.9g

※他の食品にも飽和脂肪酸は含まれています。

飽和脂肪酸は、普段の食事から摂取できます。



むしろ、牛肉や豚肉、パン(バター)などを食べ過ぎることで、摂取量を超えてしまう事が多いです。



また、体内で作ることもできますので摂取量を満たすという意識を持つ必要はありません



★まとめ


・飽和脂肪酸は普段の食事から摂取でき、また体内でも作られるため、積極的に摂る必要はありません。



・飽和脂肪酸の摂りすぎは、前述の通り病気のリスクを高めます。



・ダイエットにおけるメリットはありませんので、ほどほどに食べるよう心掛けましょう。


次回は不飽和脂肪酸について書いていきます。



今回はここで失礼します。



ご覧いただきありがとうございました。

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